欧文フォントは、アルファベットを格好良く表示したいときに効果的。でも半角文字の混じった文章を選択して和文フォントを設定すると、すべての文字が日本語用フォントに変わってしまう。いちいち欧文フォントを設定し直すのは面倒です。
Wordでは、入力する文字が日本語と英語で、フォントを指定できる。
しかし、いったん全角で入力した文字を明朝などにフォントの変更をすると、そのあとはすべて半角文字も明朝で入力され、本来のCenturyでなくなってしまう。
このようなことのないようオプション設定がある。↓
半角文字を常に欧文フォントにしておきたいときは、[ファイル]タブ→[オプション]を選択し、[Wordのオプション]を表示し、オプションの設定を変更しましょう。
左:[詳細設定]
右:[編集オプション]欄で、
□「日本語用と英数字用に同じフォントを使う」をオフにすればOKです。
これで半角文字には日本語用フォントが設定できなくなります。半角文字は「century」のまま入力できます。
置換機能を使います。
Ctrl+H で置換ダイアログを表示します。(↓クリックで拡大できます。)
(1)
「検索する文字列」に『[a-zA-Z0-9]』と入れます。『』は不要です。
数字が半角なら0-9は半角で。[ ]も半角で。英語も該当します。数字だけなら[0-9]のみで。
(2)
「オプション」をクリック。
(3)
「ワイルドカードを使用する」にチェック。
(4)
「置換後の文字列」の枠内にカーソルを移動してから、
(5)
[書式]▼[フォント]を選択し、
表示された「フォント」ダイアログで、
(6)[英数字用のフォント]▼[Century]を指定して
(7)OKします。
置換ダイアログに戻りますので、
(8)[すべて置換]すれば、
すべての半角文字が一度にCentury に置き換わります。
「X件の文字列が置換されました。」と表示されます。「OK」でクリックし、ダイアログは「閉じる」でクリックします。