編集記号の表示/非表示

Q:パソコンのWordで、文章を打ち、間をあけるためにスペースキーを押すと□が表示されます。表示しなくするには、どうしたらよいですか の質問を受けます。その対処方法についてです。

 



Wordのいろんな技を使う上で欠かせないのが編集記号の表示/非表示。
編集記号は編集画面上で表示されるだけで、印刷はされません。

Wordでの作業中に目安として使う記号です。

 

A:□が表示されているので、全角のスペースが入っていることがわかります。

B:印刷結果は、このようになります。編集中に非表示にすることもできます。

 

 

 

 

「編集記号の表示/非表示」ボタンです。

 

ボタンは、クリックすることで、ON/OFFを切り替えることができます。

ON:オレンジ色

OFF:水色

色で、状態を判断できます。

丁度、段落記号とTabが描かれたデザインになっています。

 

 

・・・・・・ボタンの位置は、バージョンにより違います。

 

■Word2007・2010・2013

【方法-1】
1)【ホーム】タブ→【段落】グループ→【編集記号の表示/非表示】をクリックします


  ※クリックするたびに表示↔非表示になります

 

 

2)ショートカットでは、「Ctrl+Shift+8(ゆ)」で、表示↔非表示になります

【方法-2】
1)画面左上の丸い【Officeボタン】ー「Wordのオプション」


※2010ならば、【ファイル】タブ→【オプション】→【Wordのオプション】です。


2)「表示」→「常に画面に表示する編集記号」の「すべての編集記号を表示する」と「スペース」のチェックをはずします

※【方法-1】の「編集記号の表示/非表示」(→↵)とショートカットの「Ctrl+Shift+8(ゆ)」は、【方法-2】の「すべての編集記号を表示する」と連動しています。


※【方法-2】の「すべての編集記号を表示する」のチェックがなくても、「スペース」にチェックがあれば、□は表示されます。

 

 

■Word2003.2002.2000.98

【方法-1】
1)標準ツールバーの「編集記号の表示/非表示」をクリックします

  ※クリックするたびに表示↔非表示になります

【方法-2】
1)【ツール】メニュー→【オプション】→【表示】タブを選択し
2)「編集記号の表示」で「スペース」または「すべて」のチェックをはずします

 

※2003以降で、ショートカットが使えます。Ctrl+Shift+8

■編集記号のいろいろ

半角スペース

  「点」で表示されます。

※Shift+スペース です。

 

 

 

 

左上だけ見ると、スペースが入っていそうですが、

 

 

 

 

   

編集記号を表示すると、タブが入っているのがわかります。

タブは、で表示されます。

 

 

アンカーは、図形。

(「文字列の折り返し」が「行内」以外になっている場合に表示されます。)

 

改ページを入れた位置には、

 

スタイルの設定されている段落には、行頭に四角い点が表示されます。

第1章・第2章には、スタイル「見出し2」が、第1項には「見出し3」が設定されています。

(左図の例では、段組みを範囲指定で設定により)

 

セクション区切りが入っています。

 

「セクション区切り」の文字列は、表示スペースが少ないと表示されません。また、表示ズームによっても、表示されない場合があり、拡大すると表示されることもあります。文字が表示されていない場合でも、必ず線=====は表示されます。

セクション区切りは、表示スペースが少ないと表示されません。また、表示ズームによっても表示されたり、表示されなかったりします。
セクション区切りは、表示スペースが少ないと表示されません。また、表示ズームによっても表示されたり、表示されなかったりします。

 

隠し文字は、細かい下線つきで表示されます。

 

隠し文字は、印刷する・印刷しないを設定次第で、変更できる機能。

上は、試験用紙 下は解答 として使えますね。