オブジェクトがある表のセル配置が有効にならない。(補足
[Word 97/98 にない機能はサポートしない] ([ツール] メニューの [オプション] の [保存]タブ) が有効な場合 (チェックが オン の場合)、本現象は発生はしません。
■現象
表のセル内に収まるような図やオートシェイプが挿入されていると、セルの配置 (文字の配置) が有効にならない場合があります。
■原因
図やオートシェイプの関連付けられている段落が、セル内にあるために発生します。
■対策
あらかじめアンカーマークが表示されていない場合は、 [標準] ツール バーの [編集記号の表示/非表示] ボタン (小さな矢印が 2 つ表示されているボタン) が オン になっていることを確認します。オン になっていない場合は、このボタンをクリックして オン にしておきます。
図やオートシェイプの関連付けを表すアンカーマークを表以外に移動します。
Word 2002 や Word 2003 で描画キャンバスを利用している場合は予め描画キャンバスの書式設定画面にて、[レイアウト] タブをクリックし、[折り返しの種類と配置] の設定で "前面" を設定してから方法 2 の操作を行ってください。
注意: この操作後、改めてオブジェクトの位置を表内の別の位置に変更すると、アンカーが移動し、本現象が再現いたします。
アンカーを表以外の段落に固定します。
Word 2000 の場合、図オブジェクトのテキストの折り返しが "行内" の場合、現象は発生しません。 Word 2002 の場合、図オブジェクトのテキストの折り返しが "行内" の場合、現象は発生しませんが、オートシェープオブジェクトの場合はテキストの折り返しを "行内" に変更しても回避できません。