ボールが転がり、別のボールに当たるアニメーション

1.クリップアートでボールを挿入し、ボールAとします。やや画面左に配置します。

2.ボールAを選択し、[アニメーション]タブー[アニメーション]グループー「アニメーションの設定」を選択
→画面右側に「アニメーションの設定」作業ウィンドウが表示されます。

3.[効果の追加]▼[強調]▼「スピン」を選択します。

4.さらに.[効果の追加]▼[アニメーションの軌跡]▼「直線(右へ)」を選択します。

5.このままだと、3.と4.のアニメションがばらばらのタイミングなので、同時に動かすために
画面右側「アニメーションの設定」作業ウィンドウから「軌跡」のアニメーションを選択し、
上側の「開始」▼を「直前の動作と同時」にします。

これで、ボールAが転がりながら、右へ移動するアニメーションが設定できました。

このボールAの動きを、そのまま真横にコピーします。
6.ボールAを選択し、Ctrl+Shift+ドラッグします。(注:Ctrl+SHiftは、ドラッグが終わってから離してください。)
ボールの半径分離した位置にすると、ちょうどよいです。
→真右へアニメーションの設定とともにボールがコピーできます。

7.ボールBの動作が、クリック時になっているので、ボールAの動きとボールBの動きを連動させます。
ボールBのスピンのアニメーションを「アニメーションの作業ウィンドウ」のリストから選択し、
「開始」▼「直線の動作の後」に直します。

これで、ボールAが転がりながら右へ動き、ボールBにぶつかってまた右へ転がるという動作になります。

※ボールBが転がらなくても良いなら、ボールBのアニメーションは右クリックで削除してください。

※「スピン」:ボールの転がる方向は、「アニメーションの設定」作業ウィンドウ内にある「度合」で「時計回り」「反時計回り」が調整できます。回転の量も1/4回転や1/2回転など調整ができます。

※「軌跡」:ボールの移動の方向は、「アニメーションの設定」作業ウィンドウ内にある「パス」で逆方向にも変更できますし、スライド上の軌跡の矢印のハンドルをドラッグし、距離や方向を直すこともできます。スピードなども「速さ」で自由に調整ができます。

下図は2007ですが、2010でも同様に設定できます。

ボールを転がすアニメーション
ボールを転がすアニメーション
ball.pps
Microsoft Power Point プレゼンテーション 130.5 KB