似通った色調を選択するのに適している。
子どもだけを選択したい。
選択したい範囲の内側をクリックやドラッグで選択すればよい。
①[レイヤー]を選択
②[クイック選択 ツール]
③[クイック選択 ツール]
④ー[新規選択]をクリック
ブラシのサイズを「10」と入力し、Enterする
エリア内をクリックすると、同じ色調の範囲がひと囲み選択された状態になり、
「追加」選択に変わる。
このまま服もドラッグしてみる。
表示ズームの拡大・縮小
《拡大》ズームツールをクリックしてから、画像をクリックで
《縮小》Altキー(Macは「オプションキー」)を押下しながら画像をクリックで
選択したい範囲から漏れている部分は、
Ctrl+「+」で、拡大し、丁寧に追加する。
選択したくない範囲が、選択領域に含まれてしまっている場合には、
「削除」ボタンに切り替えて、除外したい位置をクリックやドラッグする。
選択ができたら、境界線が自然に見えるように「境界線を調整」ボタンを選択する。
[境界線を調整]ダイアログが表示されるので、
「半径調整」を選択する。
→マウスポインタの形が変わる
手足の指先の境界線を滑らかにぼかしたいので、
手のまわり、足の周りをドラッグする。
「エッジをシフト」に「-2」と入力し、[OK]する。
【レイヤー名を変更する】
背景レイヤーをWクリック
レイヤー名:「子ども」としてOKする
レイヤーパネルに表示される[背景]レイヤーは、通常、写真のイメージを保護するためにロックされているレイヤー。[レイヤーマスク]の機能を使うために、名前を付けて保存し、通常のレイヤーに変換している。なお、[背景]レイヤーを変換しないまま範囲を選択した状態で、[レイヤーマスクの追加]をすると、[背景]レイヤーが自動的に[レイヤー0]に変換される。数が多くなるとレイヤーが見つけにくくなるため、内容がわかる名前を付けておくとよい。
【選択範囲からレイヤーマスクを作成する】
[レイヤーマスクを追加]をクリック。
レイヤーマスクが追加され、
子ども以外が表示されなくなった。
レイヤーマスクって?
画像の一部をレイヤーで隠して表示させなくする機能。ここでは、子ども以外をマスクして表示させないようにする。
レイヤーマスクなら、画像を消さずに修正できる
画像を切り抜くには、選択範囲を作成して不必要な部分を消去する。しかし、一度削除を確定すると、元に戻すことができない。それに対し、レイヤーマスクを使用すると、レイヤー上の画像はそのままに、マスクを加えることで一時的に画像を表示させないようにできる。表示される結果は同じだが、レイヤーマスクの場合は、後からマスクを再修正できる。
レイヤーマスクで、必要な部分以外を隠せる
このレッスンでは、[境界線を調整]で、足元の細かい部分を切り抜き、選択した範囲以外が隠れるようにレイヤーマスクを使用した。レイヤーマスクで隠されている部分は、この白と灰色の格子で表示される。この白と灰色の格子で表示される部分は透明であることを表す。レイヤーマスクを使わなくても画像の一部分を消去できるが、一度消去すると元に戻せない。レイヤーマスクを作成しておけば、後から選択範囲の追加や削除が可能。