肖像権の侵害など、本人の承諾が得られなかった場合の人物や、非公開にしたい情報が含まれている場合には、部分的にぼかしを入れたいこともある。
販売価格をぼかしてみる
【エキスパートモード】
左《選択》モード→
下《長方形選択ツール》を選択
ぼかしたい範囲を選択し、
《境界線を調整》をクリックする。
→「境界線を調整」ダイアログボックスが表示されるので、
「滑らかに」を「10」にして《OK》する。
《フィルタ》
ー[ぼかし]
ー《ぼかし(ガウス)》を選択
→ぼかし(ガウス)ダイアログが開くので、
縮小(-)を5回クリックし、
半径:「55」を指定する
□プレビューのチェックをはずすと、
元の画像が確認できる
ぼかしの効果を設定できたので、
ESCキーを押下するか、
【範囲選択】ー【選択を解除】を選択すると、
選択範囲を解除できる。
※ Escキーを押下しても、範囲選択解除できる。
※ Ctrl+D…選択を解除
販売価格を暈すことができた。
「ガウス」…カール・フリードリヒ・ガウス?ガウスの法則のガウス?
ガウス関数をもちいて画像をぼかす処理。Gaussian Blurガウシアンフィルター、ガウシアンぼかし。
「ぼかし」ではぼかす量が指定できないが、「ぼかし(ガウス)」ではぼかす量を好きに指定することができる。
半径の違いを比較
15px:金額は明確
25px:金額は明確
35px:金額は明確
45px:まだわかる
55px:わかるような、わからないような
フィルターとは、Photoshop Elementsに用意されている画像処理効果の一覧。ぼかし(ガウス)以外に、写真を絵画調に加工できる「アーティスティック」、写真の表面をいろいろな素材風に加工する「変形」など、様々な種類のフィルターが用意されている。
これらの複数のフィルターを同時に適用できる「フィルターギャラリー」という機能も便利。
作成した選択範囲は、移動できる
選択範囲は、右図のようなマウスポインタの形状ならドラッグで、もしくは方向キーで移動できる。
この時、選択範囲外をクリックしてしまうと
選択が解除されるので注意。
範囲選択後、
[フィルター]ー[ピクセレート]▶[モザイク]
[モザイク]ダイアログが表示されるので、
セルの大きさを指定しOKする
範囲選択を解除すればよい。
モザイク後
注:Photoshop Elements15では、モザイクは、
[フィルター]ー[ぼかし]▶に含まれている